365日坊主

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よみうりランド バンジージャンプ

舞台・よみうりランド

目的・バンジージャンプ

被験者・夢水

逝ってきました。バンジージャンプ。
16歳。高校生にして初のバンジージャンプ!

果たして成功するのか!?

20051102193624.jpg





11月2日(水) 本日の事件。

今日の記事の本命はバンジージャンプ。
よって、ほかのエピソードは一切省きます。
バンジーに到着から話します。

到着。
それまでのエピソードもあるんだけど、泣く泣く割愛ww
まずは、受付を覗く。
すると、先客がいて、紙に必要事項を書いてます。

僕は恐る恐る、受付室に入場。
女性スタッフに声を掛けられる。

「おいくつですかー?」

まずは、年齢です。
どうやらバンジーでは年齢は重要らしい。

「あ、16歳です」

僕は軽く答える。
とりあえず、このお姉さんに緊張は悟らせない。

「はい。ではこれを読んで同意できるようでしたら紙に必要事項を書いてください」

受付の棚には『規約』があり、それを読んで記入の紙に名前・住所・生年月日・年齢を書かされる。
僕はさらっと読み流し、震えた手で記入する。

あと、保護者の名前・生年月日・年齢を書かされて下準備はOK!
900円を払う。もう、後へは引けません。

「ご一緒の方はおりますか?」

スタッフが聞いてきた。
聞くとポケットの荷物を預けてきて欲しいとのこと。

僕は走って、携帯・帽子・財布を友達に預けに行く。
友は荷物を預けた後「がんばれよ!」見たいな事を言っていましたが、緊張のためあまり憶えてません。

「では、体重計に靴のまま乗ってください」

乗るとメーターが回りだし、②という数字で止った。
きっと、ゴムの種類を選ぶのだろう。
すると、受付室の外に出て身体とゴムを結ぶハーネスをつけます。
まずは、腰につけるハーネス。

「こちらに右足をお願いします」

僕は……
う~ん、心境は言葉では表せないけど、そんなに緊張はしてなかった。
バンジーをなめてました。
このあと後悔する羽目になるのだが。

「こちらに左足お願いします」

腰につけるハーネスをズボンのようにはいた後は背中にリュックのようなヒモをつけます。
そのあと、腰ハーネスと背中ハーネスを金具で結び付けます。

「それでは、あちらの階段から上ってください」

スタッフの元気な声に後押しされ、階段を上り始めます。
僕は元気です。
最初は2段飛ばしで上り続けます。
中盤から疲れたので普通に上る。
軽快さは失いません。

途中下を見ると、眼下に見える友達の姿。
僕は元気に手を振ります。
顔は笑顔だったんでしょうか? だれか教えてください。

だんだん恐怖感が増してきました。

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ラスト20段!
恐怖感が襲ってきます。
頭は空っぽです。
最後の一段は

「よし!」

と自分を励ます声を出して登りました。
立ち止まらず、早足で歩きスタッフの前へ。
男のスタッフはゴムを僕の身体に金具でつけながら聞いてきました。

「高いところは大丈夫ですか?」

「たぶんv」

短く答えて恐怖感から耐えます。
そしてさらにスタッフは聞いてきます。

「バンジーは初めて?」

「あー、はい!」

またまた、短く答える。
もう、頭は空っぽです。
全ての欲が無くなってます。

「じゃあ、こちらにお願いします」

バンジー台にある、安全のためと思われるバーを超えます。
高いところという実感がもうすぐ沸きます。

下を見る。
頭の中を「ヒュオー!」と風が抜ける音が聞こえた。
実際には風の音はしない。
恐怖で自分の脳が作り出した音だ。
後悔の念が浮かんでは消えた。

人間が極限状態にあるとき感じる感情は【怖い】ではなかった。
【空虚】だった。
なにも感じない。
あのとき、ボブ・サップに殴られてもなんにも感じなかっただろう。
すべての感覚が目の前の現実に向けられたのだ。

「足を端から少し出してください」

僕は黙って足の3分の1を足場から出す。
もう、スタッフの言う事の真偽を考える暇さえない。
従うしかなかった。催眠術とはこういうものだと、後になって分かった。

「手をバーから離して上に上げてください」

僕はいつの間にか手すりにしっかりとつかまっていた。
僕はなすがままに手を離す。

身体が後ろに傾かないように重心調整。
身体が定まらない。
スタッフはカウントダウンを始める。

「それじゃあ行きます! 3・2・1・バンジー!」


僕の体はピクリともしない。
無理だ。体が悲鳴を上げている。
恐怖を通り越して放心状態だ。

ふと、下を見てみる。
観客が9人ぐらい集まっている。
あと、近くのベンチに座って見ている同じ学年の人も居る。
数人はカメラを構えていた。

通常は人間の想像力というものがある。
たとえば、走っていてもう駄目なとき。あきらめて立ち止まる自分と、あとちょっと頑張っている自分が2通り想像できる。

しかし今回は飛んだ自分が想像できないのだ。
どうしても飛べない自分しか描けない。

「下を見ちゃうと怖くなっちゃうから、遠くを見て」

僕はハッと我に返り、スタッフの声に耳を傾ける。
遠くを見るんだな。
よし。なんとなく気が楽になったような気がする。


「こころのじゅんびはできたかな?」

僕は首を縦だか横だか分からんように震わす。

「それでは、3・2・1・バンジー!」

飛べない。
足が体が心が前へ進まない。
何をやっているんだろう。
自分に語りかけた。逃げたくなった。逃げられない。
飛べるんだろうか? ふと疑問が沸いたが、すぐに振り払った。

「カウントしてるときに、だんだん視線が下になってるから気をつけて」

スタッフはさらにアドバイスをくれた。
次は行く。と自分を元気付けた。

僕は、また下を見た。
やっぱり高い。
手すりにつかまったまま、体を前に出してシミュレーション。
『おおおぉぉ!』と観客から歓声が沸いた。
ごめん。まだ飛べない。
僕は体を戻す。

「そんなに深く考えないで」

「所詮、アトラクションですもんね」

僕は事前学習によって手に入れたスタッフの名言をパクる。
本当は、僕のセリフはスタッフが言うところだ。
スタッフはうなずく。

でも、飛べる未来がどうしても見つからない。
創造できない。
僕が見ることの出来る現実はここまでだ。
最終手段だ。
僕は口をひらいた。


「あの、ヒモをつかんで怖くなくなるってやつ、出来ますか?」


僕は事前学習で習得した知識で言ってみる。
気休め程度だ。
でも、スタッフは

「あ、はいはい」

と、抱き枕みたいなゴムについているクッションをくれた。
とりあえず抱いてみる。
恐怖感はあまり変わらない。
飛び出すという恐怖がさらに重くのしかかってきた。

体を支えるものが何も無いのだ。
前が見えない。

クッションで前が見えない。


「じゃあ、カウントおねがいします」

僕の口からとんでもない文が飛び出してきた。


「3・2・1・バンジー!!」






足が離れた。
目をぎゅっとつぶって歯を食いしばる。

第一の衝撃。
ゴムが伸びきった。

ぐっと、上に引かれる。
心臓がぐっと引っ張られる。
顔をしかめて絶える。

また落ちる。
冷静さが戻ってくる。

また上がる。
目が開けられる。

落ちる。
音が聞こえる。
初めて音が聞こえた。
カメラを撮っている人も見えた。

また登る。
そろそろポーズを決める。

落ちる。
ピースをカメラに向かってする。











とまった。
僕の目に太陽が写った。
クッションの上にねっころがる。

息をした記憶はここからだ。

受付の女性スタッフの声。

「足をこちらに向けてください」

僕は足を向けて降りる。

金具をスタッフがはずしてくれた。




僕は地球の上に、立った。




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  1. 2005/11/02(水) 20:56:43
  2. | Comment:22

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2006年12月14日設置