365日坊主

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平日に休むのは休日に2日休むのに等しい

2週間ぐらい前に肺のCT検査を受けに行ったんです。

あいにくその日は金曜日。

学校を休むことになりました。



みんなが学校に行っている間に休めるというのは最高の至福です。
休日に休むのとはわけが違います。
土日には休日の空気が漂います。
時間はゆるやかに流れ、太陽の日はさわやかです。

平日ではこうは行きません。
朝の空気に誰も気を止めず、ゆるやかとは正反対の時間が流れるあわただしさ。
苦労して到着した学校で数時間を持っていかれるのです。

平日に休むと自分だけが異空間に入り込めるのです。
朝起きて、ゆっくりと朝食を食べる。
保険証と紹介状と診察券を並べて、慌ただしく出かける弟たちを横目で眺める。

これは独特の余裕が生み出せます。
平日の慌ただしさを休日の時間軸から眺めることによりメタ的な視点で日常を捕らえられるようになる。
これは経験する価値ありです。

「開校記念日」などの休日で味わえるかというと、そうではない。
それは自分も休みだけど、一緒に学校に行っているコミュニティの仲間も休みだから。
その雰囲気はどうしてもぬぐえません。
たとえ周囲が平日でも、学校全体が休みだといっきに雰囲気が崩れます。

「自分だけが休み」という雰囲気が重要なのです。
周囲の慌ただしさから1歩抜けて、冷静な視点で眺めることができます。
休みなのに周囲の空気は平日。
この緊張感がたまりません。

さらにみんなが学校に閉じ込められている間、自由に動くことができます。
それは何にもたえがたい幸福感です。
閉じ込められている間は何一つ生産的なことはできません。
ところが休日の世界にいるこっちは開放感と自由とエネルギーが存分にあるのです。
周囲が1日を無駄にしているときに、こっちは1日得しています。
この「-1」と「+1」の差は、「2」です。

平日に休むのは休日に2日休むのに等しいのです。
ほんらい「-1」のところが「+1」に変わる。
それだけのことですが、この「2」というのは人生における大切な数字です。

平日に休もう。

何もなくても。



まとめ

平日に休んでみよう



クリックありがとうございます。
2位を保てる奇跡に感謝です。
  1. 2007/01/26(金) 23:03:29
  2. | Comment:24

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2006年12月14日設置