今日も180秒アーチングです。
今日ご紹介する作品はこちら。

作品№1009
作品名:「表と裏」

1枚目の写真にキャプションが入ってるけど、どんな作品解説書いたか忘れちゃった……!
しかもね、この作品。
展示会のときに展示方法が間違ってたの。
カチンときたから、他のお客さんがいるのに手で触っていじってやった。
【望まない展示方法】

これは収納のときの配置です。
【望む配置方法】

お客さんに気軽に触ってもらって、遊べる感じに。
黒いブロックは「ビル」を表してます。
白い点々は、ビルの窓です。
このブロックを積み上げると高層ビルも構築可能さ。

黒いブロックをどかすと、台座が見えます。

これが地上世界を現してます。たぶん。
青いふちが海。黄色が明るい都会。
外側のふちが海なのは「天動説」から拝借。もといインスパイヤ。

そして黄色くて鮮やかな表の世界とは裏腹に、台座をひっくり返すと、灰色の世界が見えてきます。
灰色は「象」を表してます。
真ん中の亀の甲羅を模したブロックはそのまま「亀」を表現してます。
表の世界を支えるのは、亀と象なんです。

亀はボンドで接着してます。ぽろり。

亀と象は今日も華やかな世界を支えています。
(象はすでに色に昇華された存在のようです)
夜に煌々と輝くビルディングはお客さんが創造できます。
配置はご自由に。

ただ、無茶苦茶に配置すると……

支える亀さんの許容範囲を超えて、倒れます。
華やかな表の世界は

裏では亀と象が支えてます。

『展示時のキャプション』
明るい華やかな世界とは裏腹に、底辺では一匹の亀が支えている不安定なもの。
亀といっしょに支えていた象はもはや張り付いてしまって面影すらみえない。
鮮やかな表世界と、薄暗い裏世界は流れ落ちる滝に遮られ、決して行き来することはない。
知らずにビルを建てると根底からくずれることも、ある。
(画像から読み取って記憶をもとに起こしたキャプション)
ブログやってると自分が書いた文章にはなんでも愛着が沸くから不思議。
キャプションを書いた紙もらってくればよかった。
あの文章、二度と書けないや。
- 2007/03/23(金) 19:49:24
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