
ネットの向こう側って、どうやって作られているのかな。
すごく無機的なイメージで、モニョモニョしたところから自然と生まれてきてる。
そんなわけはなく、血生臭い現場から生まれています。
幸いにもネットの向こう側の仕事をすることができ、サービスができる過程を少しわかるようになりました。
BTSと呼んでいる
バグ管理システムを使って、バグを見つけては溜めていきます。
蓄積されたバグを、開発者が逐一修正していきます。
他にも仕様書を見て、テスト設計書を作ったり、検証をしたりします。
「更新」ボタンを押したら、確認画面に遷移するか。
確認画面で「更新」ボタンを押したら、日記が更新されるか。
もし、確認画面から「戻る」ボタンを押しても内容は維持されているか。
コミュニティを作ることはできるか。他のユーザーから表示されるか。
画像はきちんとサムネイル化されるか。
日記を更新すると、他のユーザーから見ることができるか。
削除はうまくいくか。コメントを書くと表示されるか。
そうやってネットの向こう側のサービスは細かくチェックされます。
IE・FireFox・Operaなど、複数のブラウザで検証するので、テスト項目は何倍にも膨れ上がります。
もちろんau・docomo・Softbankも忘れません。
日記タイトルを空欄にするとエラーがでるか。
メールを送信して更新ができるか。
「足あと」を携帯から踏んでも表示されるか。
そんな華やかな外見とは裏腹に、地道な作業です。
ネットは、作る側が、常に見えない。
そんなありがたみを感じつつ今日も「記事を保存」ボタンを押す。
- 2008/09/01(月) 19:40:37
-
| Comment:3