3月24日(水)
突然だけど、サバイブしようと思う。
朝、冨田さんにテントを借りに行く。その後、明大前でまいまいと合流。
そこから京王線で高尾山口まで。
雨が降っている。狭間駅でいったん降りて、生きるのに必要なものを買う。
山篭りだ。2泊の予定。水を4リットル。水筒代わりに500mlペットボトルのポカリを2本。
カロリーメイト2個。チョコレート2枚。キャラメル一箱。
まだ5%も上っていないのに。相当つらい。
表情が落ちていく。まいまいってこんな表情もするのかと収穫。
雨が雪になった。寒さが尋常ではない。
富田さんは言った。「緊急の自分は、暖かい部屋にいる今の自分と同じだと思わないほうがいい」
あくまでも他人を救出しにいく気持ちでパッキングするのだ。
「ライターは2つ持っていかないと意味が無いよ」
「なぜですか?」
「行けばわかるよ。――片方点かなくなるから」
もはや陸地の常識が通用しない。
100円ライターと、ジッポの2種類のライターを借りた。
究極の吊橋効果で、心臓がばくばくする。おじいちゃん、おばあちゃんが登山するってこんな感じなんだろうな。
信頼関係がないとできない。強く感じました。
荷物を再配分しながら、20mごとにちまちま休憩しながら。
すべる床を、流れる雨をよけながら。
ぼくらは、そっとそっと頂点に近づきつつあります。
頂上に着いたら、あたりはとうとうと暗くなっていて、テントを建てるのが困難。
場所を探す余裕も無いので、頂上の屋根だけある場所で泊まることに。
コンロでお湯を沸かす。ところがいくらまっても沸かない。
1時間熱しても、素手で触れるのだ。寒すぎてお湯が沸騰しない。ラーメンが作れない。
寝袋で寝ても、雨で右半身がぬれて目が覚める。寒さやばい。
四方が霧で黄泉の国です。
お互いが常に片方元気の状態をゆりかえし、というのは生存のうまいところです。
こうやって暖かい部屋でキーボードを叩いていると、想像の付かないことを文章にしているのだと思います。
25日(木)
朝。結局おきていた。喋って時間を早く動かした。
下山。そのまま帰宅で、風呂に入って寝た。
こんこんと寝た。
26日(金)
まいまいの家に遊びにいった。
これから忙しくなるので会う機会がなくなるので、いまのうちに会っておきます。
お昼ごはんを一緒に作って、食べました。
夜、ハウスに帰宅。たいき&しょうこちゃんが出かける。たくやと2人きり。うっちー繋がりのゲストが2人来る。さらに一郎さん繋がりのゲストが2人来る。合計6人で飲み。初めてたばこを3本連続で吸う。興奮する。
27日(土)
起きたら主催が2人帰ってきていた。たくやがいない。倉持さんが帰ってきていた。シャワーを浴びてから
六本木アートナイトを見に行くために六本木でまいまいと待ち合わせ。
朝まで回るかな! と思ったけど、疲れたので11時ごろ退散。ハウスで飲む方向になる。
お酒を買って、アイスを買って、杏仁豆腐と、鶏肉を買って帰る。
としくにさんと、ぴーこがいた。4人で風呂に入るか! という話にもつれ込むも、すでに2人は風呂に入っていたらしい。
お酒を飲んだ後、まいまいと風呂に入る。ぽかぽか。不思議な気持ちよさ。
久々に人がいなかったので、寝室を占領して寝る。
28日(日)
11時ごろ起床。お昼ごはんを作る。食べる。
また、まいまいが風呂に入りたいというので風呂につかる。
すごく(自分的にも写真的にも)良い感じだったので、まいまいの写真を撮る。
ヌード写真は慣れというか共犯関係に持っていってからが強い。
「超えるぜ菅野美穂」がキーワード。
風呂から上がったら、小池さんとたいき&しょうこちゃんが帰ってきていた。久々や!
ところがすぐに小池さんが出かける。
たいき&しょうこちゃんもいなくなる。
さっき撮った写真をプロジェクターで壁に投影する。
まいまいが「あたしの体きれいだー」と自尊心を取得。
まいまいが学校へ向かった後、この日記を書いていたら、ピンポーン。
チャイムが鳴る。パーティのときに来ていたゲストがさらにゲストを連れてきてくれた。
合計5人。ハウスには僕一人しかいなかったので6人でお喋り。ハウスの話をした。
しおりちゃん(通称おしりちゃん)が触れる世界の広がりについて話してくれて、不思議な感じ。懐かしい。
ハウスの人が少ないときにゲストが来るなぁ。俺いてよかった。
- 2010/03/28(日) 20:21:10
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