人生の課題というのはもっとゆっくりでもいいはずだ。もっと他人のことばかり考えて生きていてもいいはずだ。と書いたところで、そのあたりが人間の科学的な限界なんだなと分かる。2人の問題とか個別に分割するほど解決するポーズしかとれなくなってしまう。この世から結婚制度が早く無くなることを祈るのみ。祈りの技術を高めていきたい。今は奇跡と地球を使って活動のチャンスを広げることに専念している。作品を作る気にはなれない。今はただ恋人への贈り物を探したい。
8月19日にここまで書いて放置されていた文章を進める。
5月から始まった叁朝屋もいよいよ9月を迎え、4ヶ月が経過している。日に日にかかるお金も少なくなってきて、月末までお金が持つようになってきた。増田も僕も初めて場所を持つ体験をして日々勉強になっている。友人同士のシェアハウスから追い出されたメンバーが、たまたま叁朝屋にたどり着き、保証人となった。そんな彼を増田はどうするか決めかねている。と、書くと優柔不断と思われてしまうので補足すると彼は判断を「先延ばし」することをライフテーマとしている(少なくとも20代の間はそうだろう)。そして判断しないことへのリスクがじわじわと叁朝屋を苦しめている。現実はいつも強い。一個人の理想など吹き飛ばしてしまう。そのような状況で判断を迫られている増田。「ソーシャルネットワーク」ならプロットポイント、「全裸監督」なら創業者をクビにするシーンに相当する。しかしここからの逆転劇は難しいと思う。彼の立場は相当に悪い。人は誰しも総合してプラスの時期や、マイナスの時期がある。僕たちとて例外ではない。ところが彼はそれをよしとし、ここのルールである「話し合いで解決する」という手段を拒んでいる。ここでどう判断するか、あるいは保留して火傷を負うか。序盤シーンの大きな見所だ。
彼が成長することに多大なコストをかけ、さらに彼の影響で叁朝屋に住まなくなる人を逃すリスクを負うのか。はたまた僕が提案する「理想を叶えるために反理想をする」という決断か。(これは増田が一番やらなさそうなので強く推してる。人格破壊かもしれない)人を出禁にする経験は数回あるがどれも気持ちいいものじゃない。でも理想を実現とはいかずとも近づけていくにはあるところで人と決別しないといけない。それは分断ではない、と言いたい。
またこの「2パターン以外の選択肢」を増田が取る可能性もある。(むしろ彼に物件まるごとあげちゃって僕らが別の物件へ移動する)
言語が違うと、スムーズに修羅場に移動できなくて大変なのである。
それから叁朝屋は慈善事業ではないし、はたまた幼稚園でもないのである。
- 2019/09/12(木) 00:40:13
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